2006年12月27日(水) 閲覧回数:2613 回

経営交代したゴルフ場(京都府他)

京都府は33コース中、13コース

 今月の経営交代したゴルフ場は京都府。現在、既設営業中33コースの内、13コースが経営交代した。

あいがわCCがるり溪GCを買収

 あいがわカンツリー倶楽部(経営=安威川ゴルフ(株)、18ホール)がるり溪ゴルフクラブ(経営=るり溪開発(株)、27ホール)をこのほど買収した。安威川ゴルフ(株)が阪急電鉄(株)保有のるり溪開発の全株式を11月17日に譲り受けた。
 安威川ゴルフ(株)は、宗教法人「大門寺」から賃借しているゴルフ場用地の一部を2年程前から返還するよういわれていた。また、安威川ダム工事による代替住宅が建てられてボールの飛び出しが問題化していた等の理由から9ホールをクローズして住宅化、その上で、クラブを移転する計画を進めていた。
 一方、阪急電鉄は脱スポーツ事業を推進し、9月末に真庭CC(岡山県、27ホール)を売却。その頃から、るり溪GCも売却するといわれていた。
 両クラブ会員は一旦退会し預託金全額が返還され、その後、るり溪GCに入会して新預託金を払い込むとプレー権が継続される。
 新預託金は、正会員210万円(入会金10万円、預託金200万円=5年据置き)、平日会員105万円(入会金5万円、預託金100万円)。この他にも、終身会員(一代会員)へ移行できる選択肢を設けている。また、退会を希望する会員に対しては、預託金を全額返還する。
 るり溪GCでは、会員に移行を提案して、1月末日まで移行手続きを行うという。一方、あいがわCC会員のるり溪GCへの移籍料は、るり溪GCと同じになる。
 移籍手続きは、あいがわCCのアウト9ホールの宅地への転用許可が確定し、阪急電鉄に売却して閉鎖した時点に行われる。この売却代金が預託金の返還資金やるり溪GCの買収資金になる予定。

クラウンヒルズ京都GC民事再生法申請

 クラウンヒルズ京都ゴルフ倶楽部を経営する京都日吉観光(株)は平成18年10月5日、大阪地域へ民事再生法の適用を申請し、同日開始決定を受けた。
 同社は昭和61年設立、平成3年9月に太閤坦グループが「にのうみゴルフ倶楽部ひよしコース」としてオープンした。しかし、バブル崩壊で負債が膨らみ、平成5年に不動産業の(株)山双に売却。その後、平成9年にコースを中心に大改造して、「クラウンヒルズ京都ゴルフ倶楽部」としてリニューアルオープンしたが、客単価の下落で収益の低下状態が続き、再生法の申請となったもの。
 負債は1200名の預託金債権約30億円を含め約67億円。

福知山CC再生計画案が成立

 平成17年6月に民事再生法の適用を申請した福知山カントリー倶楽部を経営する(株)豊富ゴルフ場の再生計画案は平成18年2月3日期限の書面決議で行われ、同月7日に可決、同日認可決定を受け、同月28日に認可決定が確定した。
 決議結果は、出席債権者数90%の賛成、議決権総額75%の賛成を得て、再生法の可決要件を満たし成立した。
 産業廃棄物処理業の(株)近畿環境開発をスポンサーに迎えて再建にあたる。

トーシンリゾート(株)伊勢高原CCを買収

 大証ヘラクレス上場の(株)トーシン(名古屋市中区)は平成18年11月17日、民事再生法を申請した伊勢高原カントリー倶楽部(18ホール、三重県津市)経営の伊勢高原リゾート(株)と営業譲受契約書を締結した。
 トーシンリゾート(株)が伊勢高原リゾート(株)から譲り受けるのは、ゴルフ場の土地、建物、有形固定資産及びその他一切の流動資産等。買収価格は7億1000万円。平成19年2月末に一括支払いする。

吉川ロイヤルGC12月2日に18Hオープン

 平成18年2月からクローズしていた吉川ロイヤルゴルフクラブは、同11月18日に9ホールで仮オープンして営業を再開し、同12月2日には18ホールで営業を開始した。27ホールでのグランドオープンは今春以降になる予定。
 同コースでは、旧・Gパーク吉川GCの会員や東海CCの旧会員に再入会を勧めている。入会時に年会費と入会手数料を合わせ5万2500円を支払えば額面無しのプレー権(譲渡可)が発行される。
 なお、平成18年の8月から終身会員(定員300名)を50万円で募集している。現在約800名程が在籍している。